共産党からの回答


交通政策についての質問状への回答

2014年12月3日
日本共産党
回答者・連絡先(政策委員会・選挙アンケート係)

1日本の経済成長のためにさらに台数を増やすべきだと思いますか。
YES・NO

2 もっと免許人口を増やすべきだと思いますか。
YES・NO

3 我が国の自動車保有者の税負担は諸外国に比べて高いと思いますか
YES・NO

4我が国の道路は不足していると思いますか。
YES・NO

5 高速道路、幹線道路は不足していると思いますか。
YES・NO

6 道路の各幅整備が商店街を衰退させ、シャッター街を作るという意見に同意しますか。
YES・NO:どちらでもない

理由:車利用を前提にした郊外へ大規模店舗の出現などがシャッター街をつくる大きな要因の一つと考えます。

7 高速道路の整備がストロー効果で地方の人口を減らすという意見に同意しますか。
YES・NO:どちらでもない

理由:地方の人口減にはさまざまな要因が考えられ、高速道路整備のストロー効果が一因と考えられる場合も、考えられない場合もあると考えます。

8 美しい景観、住環境、自然環境を壊してまで道路整備をしようとする動きがありますが、賛成できますか
YES・NO

9死者ゼロ・負傷者ゼロ達成を目標とするよう働きかけてもらえますか
YES・NO:どちらでもない

理由:交通事故による死傷者をゼロにすることに資する目標の設定・達成に力をつくします。

10 危険運転致死傷罪は、適用要件が難し過ぎるという強い批判があります。法改正してもらえますか
YES・NO:どちらでもない

理由:処罰範囲を拡大する昨年の法改正に賛成しました。その一方で、適用にあたり、構成要件を曖昧にしないということも必要です。

11 無免許運転でも危険運転致死傷罪に問われないというのは、道交法に違反して良いと認めている事になります。法改正してもらえますか。
YES・NO:どちらでもない

理由:無免許運転の罰則を強化した道交法改正に賛成しました。一つ一つの事例に即して、改善の方向を検討したいと考えます。

12 道交法違反者が逃走した場合の罰則を新たにつくり、刑を重くする法改正をしてもらえますか。
YES・NOどちらでもない

理由:逃走に関して、道交法には、救護義務・危険防止措置義務の規定があります。立法事実に即して検討したいと思います。

13 講習受講による免許停止期間の短縮は、ドライバーに有利な減刑です。本来の免許停止の意義を生かすよう講習制度をやめる法改正してもらえますか。
YES・NO:どちらでもない

理由:違反者に対して適切な教育措置を行い、事故防止という観点から適切な制度運用が行われるようにしていくことが必要と考えます。

14 免許更新時、交通法規試験の受験を義務化し、パスできなければ更新できないようにする法改正をしてもらえますか。
YES・NO:どちらでもない

理由:免許更新時に、最新の道路交通法改正の内容など交通法規のブラッシュ・アップを効果的に行うべきだと考えます。

15 長距離トラックの過労運転防止のために、一日の運転時間の上現を定め、取り締まれるよう法改正してもらえますか。
YES・NO

理由:バス運転手なども含めて、運転時間に加え、拘束時間、休息時間、連続運転時間についての法制化が必要と考えています

16自転車の違反と事故が多発しています。自転車についても道路交通法で反則金制度を設けるべきと考えますが法改正してもらえますか。
YES・NO:どちらでもない

理由:自転車に対する規制を強化した道路交通法に賛成しました。事故防止の観点から有用な自転車に対する規制について検討していきたいと思います。

17 車道を減らして路面電車の復活を図ることを支援してもらえますか。
YES・NO

理由:条件のあるところでは、路面電車は、モーダルシフトの一つとして有効な手段だと考えます

18トラックの運転手が不足しています。問題だと思いますか。
YES・NO:どちらでもない

理由:モーダルシフトという角度と、劣悪な労働条件の改善という二つの角度から判断することが必要と考えます。

19 トラック輸送から鉄道、船舶、航空にモーダルシフトしたほうが良いという方針が政府から出ていますが、賛成ですか。
YES・NO:どちらでもない

理由:より環境負荷の少ない交通体系へと代替するモーダルシフトには賛成ですが、それを旗頭に巨大港湾などの大型公共事業を推進する政府のやり方には反対です。



「クルマ社会を問い直す会」