最終更新日:1999.05.09
交通安全運動への問題提起行動の報告
【要点】
・私たちは、毎年春と秋に行われる全国交通安全運動について、内容に疑問を持っています。
・なぜなら、交通事故に対して、本当に効果的な対策を提起していないからです。
・特に、子どもの交通事故について、教育は、効果が薄いということは、専門家も古くから報告していることです。
・また、加害者である自動車が、子どもや老人の傍らを思いのままに走るという事実を完全に不問に付しています。
・効果的な対策は、物理的対策・交通環境改善です。
・私たちは、春の交通安全運動が行われる機会に合わせ、その主催団体29団体に対して、提言書を提出しました。
・今回は、実施要綱に対応させ、具体的に交通安全運動の方向性改善を要望しました。
・各団体へ、5月9日に郵送しました(本文は、5月11日付け)。
・私たちは、今日のクルマ優先社会のもたらす様々な問題点を、根本的に問い直そうとする市民グループです。
・私たちは、毎年春と秋のこの機会に、毎回提言を続けているほか、実施要綱の作成時期にも具体的要望を提出しています。
※提出先として、主催団体のうち、「都道府県」と「市区町村」は除いています。
今回は、当会で執筆した書籍「クルマ社会と子どもたち」も同封提出しました。
また、昨年秋には、ほとんどの場合被害者である高齢者よりも、加害者である若者対策に重点を移すべき、というデータを含む考察を付けた提言書を作成・提出しています。
提言本文 |
1999.05.09
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今回の実施要綱(総務庁発行) |
1999.05.09
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